| リウマチの原因としての自己免疫説の誤りについて |
- RA(関節リウマチ)の原因について:
リウマチに関して自己免疫疾患説が有力でしたが、最近は迷路の中突入してニッチもサッチもいかなくなっております。1980年発表の後半を占めるデータ表のIg(免疫グロブリン)の項を見てください。
この値は同時に行なった変形性膝関節症例と全く差が無かっただけでなく、無効であった高度RA(身障一般)の人と、有効であったStageI, II度の症例の間でも全く差がありません。御確認下さい。
この事実はIg(免疫グロブリン)がRAに関係が無いという有力な証拠です。
- 表1は、RAとOAのT-cellの構成成分の分布を示したものです。
これは当時日本で2台目の輸入機械であった、Two color flow cytometryを用いた
私自身の研究結果です。OAとRAの間に全く差がない事が判ると思います。
OAとRAは全く異なった疾病です。しかしT-cellに差がありません。
この事実はT-cellをKey cellとして構成される現在の自己免疫説が危ない説な事の証拠だと思います。
(東日本臨床整形外科学会・西日本整形災害外科学会で発表)
- 男性と女性の間に免疫力に差があるという説はありません。
寿命からみると女性の方が強い位だとさえ云えます。
しかしRAの発生率は、
♀(女性)
:♂(男性)=4〜3:1位で女性の方が高いのです。
この性差を自己免疫説では説明出来ません。
- Agammagrobulinemiaは、 grobulinが無いのですから、自己免疫疾患が発症し難いはずです。
しかし正常に比べて4倍も発症率が高いのです。これも理解し難い点です。
- 自己免疫説が存在するのならば、他家免疫疾患(血清病、ジンマシン)と比較するべきでしょう。
他家免疫疾患では、何時でも何処でも性の差も無く、症状は同じです。
しかしリウマチは全く異なります。1人1人の症状に差があります。これも反論の証拠の1つです。
- 外国では、サルモネラ説、シゲラ説、クレミジア説等細菌感染と、アレルギーが原因とする説が
堂々と発表され検討されてます。日本だけは自己免疫説オンリーの状態のようです。変ですね。
決してこの説が世界で認められてるのではありません。クレンペラ(独)一派の珍説という人も多くいるのです。世界リウマチ学会の論文を一読すると面白いですよ。
- 最後に培養白血球注入療法を中心とする私の治療法で治ってる人が多数おり、現在も口こみで患者さんが私の所に集まってます。この事実は自己免疫説が正しくない事の証拠です。
私の所に来るRAの患者さんは、全て自己免疫説で悪化して来た人です。
所謂大学病院も専門医も治せなかった人です。
GVHを起すのではないかと云った有名な免疫学者がおりましたが、一例のGVHも生じてません。GVHというのは大量輸血の時に使われた大量の抗凝固剤の副作用を、GVHと都合の良い考え方で解釈しているのではないかと私は疑がっています。
抗凝固剤は、TL and ML赤血球の働きを壊してしまうのです。大きな副作用と考えます。この件につきましては、自己輸血学会で私は発表しております。
次に、RAの患者の血球をRPMI-1640で培養すると血球培養の3w後の所見が、ヘルペス・インフルエンザ等のvirus疾患の像に極めて似ています。癌や他の疾患とは全く異なります。既知のvirus疾患とRA血球の培養時の像が似ているので私はvirusだと考えます。
次のページでは、患者さんの症状を詳しく診ていきます。
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