| - 現代医学批判 - |
パスツール、コッホ等によって発展した細菌学と、ウィルヒョウ等を中心として発達した病理学によって近代医学は急速な進歩を遂げた。私は近代医学の素晴らしい成果に敬意と賛同の意を表すのにやぶさかでは無い。然しながら私は近代医学をもってしても未だ解明不能な多くの分野が存在する事も認める者です。
例えば
- 感染症に就いて、感染の場においては発赤・熱感・腫脹・疼痛の4大症状が必ず存在する。このうち、前3者は赤血球が集合して起こす症状である事はまぎれもない真実である。しかるに赤血球と炎症の関係について本質的な研究は見た事が無い。従って未だ我々は赤血球と炎症との関係に就いて全く無知といってよい状態に置かれている。その為に以下のような事実も現代医学では説明出来ないのである。
- 感受性のある抗生剤を投与しても、細菌感染症の炎症が進行して死に至る不幸な症例
- MRSAの危険性を主張する多くの報告にはおめにかかれるが、MRSAを持ったまま生存している多くの症例(実は此の方がMRSAで死亡した例よりはるかに症例は多い)の存在
- MRSAで死亡した症例は本当にMRSAのせいで死亡したのであろうか? MRSAの存在を重視し過ぎて、本質的な問題を直視していないのでは無いか?
- 脳膿瘍、肝膿瘍、腎膿瘍、化膿性の筋炎、骨髄炎、関節炎の発症機転は、現在の医学では全く説明出来ない。
- 生体内に存在しない「羊の死んだ血球と寒天」を用いた血液寒天培地の実験結果をストレートに臨床医学に持ち込んでいる。一方、生体内に存在して活きて、流れている血球を無視している此れは真に科学的であろうか等々である。
次に
- 癌について述べる。
- 癌を手術野で直視すると炎症と、同じく発赤・熱感・腫脹が存在することは容易に判る。しかるに癌と赤血球との関係に関する本質的な研究を見た事はない。せいぜいToxohormon等による貧血の問題を述べた論文位である。
- 癌の転移の場合、大腸癌が肺や脳に転移する例、前立腺癌、乳癌が全身に転移する症例等リンパ系由来の移転では説明不可能な現象が存在する。血流即ち赤血球の存在を無視し過ぎていると云うのは云い過ぎであろうか?
- 抗癌剤は確かに癌に有効に作用する。然し同時に血球にも悪い作用(副作用と云われている)を及ぼすことも周知の事実である。抗癌剤と癌との関係と同時に抗癌剤と血球との問題も、貧血、白血球減少のみならず本質的に研究されるべきと考える。
- リウマチに就いて述べる。
リウマチ関節を手術すると、手術野に発赤・熱感・腫脹を伴った滑膜組織が充満している。当然疼痛は云わずもがなである。然しリウマチの場合も、貧血(仲々治せない貧血)が問題にされる程度で、赤血球とリウマチの本質的問題を検討した論文を見た事が無い。
リウマチでも赤血球は無視されている。
リウマチ自己免疫疾患説はWhat are the Blood Cells? のPart II 79 pageに記した如く、全く不可解でいい加減な説で科学的な説とは考え難い。
- 肝硬変に就いて
C型肝炎が肝炎で終って治癒の方向に向かわず、肝硬変、肝不全に悪化するのは何故か?残念ながら私は充分納得出来る論文を読んだ事はない。
C型肝炎でもその初期には、肝臓に炎症の4徴発赤・熱感・腫脹・疼痛がある。
しかるに肝炎と赤血球の本質的な関係を説明した報告は無い。炎症の4徴の主役である赤血球を無視している現代医学では此の疾患の治癒は得られない。私は肝炎、肝硬変の患者の血球特に赤血球と肝炎との関係が明らかになるとC型肝炎が肝炎で終って治癒し、正常肝組織に戻り、現在行なわれている肝移植術(一人の生命を失う事によってのみ行なわれるという悲惨な手術である)の患者を激減させる事が可能と考える。
- 腎不全、腎移植に就いて
腎不全になる前の段階、腎炎の時期の腎組織には発赤・熱感・腫脹・疼痛の4大症状のうち、前3者が存在している。ここでも赤血球が病気と関係があると考えるのが当然であるにもかかわらず、「腎炎、腎不全と赤血球との関係」に関する本質的な問題を説く論文を見た事がない。常に赤血球は無視されているのである。肝硬変と同様に憎悪の一途をたどるこの疾患も、赤血球と腎炎との関係が明らかになると腎炎が腎炎で終わり、治癒して正常の腎組織に戻り、現在行なわれている腎移植術を激減する事が可能となると考えている。
- 血球研究に就いて
実は近代病理学には決定的欠陥がある。
組織や細胞をフォルマリンで固定し、次にアルコールで脱水し、更にアルコールをパラフィンで置き替えて固定し、最後に染色して観察する。この為にフォルマリン、アルコール、パラフィンに溶ける物質は永久に観察出来ない。易染色性の物質は観察出来るが、難染色性物質は観察し難い。従って、組織や細胞の全ての変化を捕えることは出来ない。更に取り出した時点での変化を見ているのであり、取り出す前や、取り出された後に起こる細胞の変化は全く知る事が出来ない。細胞の変化は、その始まりから細胞が一生を終える時点まで観察して始めて細胞の全体像が判るその結果病気の全体像が明らかとなる。
現在の血球研究の方法は周知の如く、ガラス板上で血球を乾燥固定し染色して観察する、という血球研究にとっては極めて不完全な方法である。
従って、赤血球と白血球の相互関係は全く把握されてないし、赤血球と白血球の関係が悪化して起こる疾病の存在等は考えてもいない。これは全く不思議としか云えない。赤血球と白血球の相互関係を確かめるために私は血球を研究している。
現在難治療疾患といわれている疾患を完全に治すには、T-cell, B-cell等白血球のみを重視し、赤血球を完全に無視している、現在の「細菌学」、「virus学」、「免疫学」、「病理学」、「薬理学」等を基として成立している近代医学では到底不可能であると私は考えている。赤血球と疾患、更に赤血球と白血球の間の相互関係をも視野に入れた新しい医学「21世紀の医学」の確立に努力したいと考えている。
19世紀の古いパラダイムを捨て、21世紀には新しいパラダイムに基づく、New medicineを確立したいのが私の夢であり、希望でもある。
以下に述べる私の研究成果は、従来の19世紀のパラダイムに染まった人には理解し難い驚くべき事実と思われるであろう。
然し私が述べる事は全て科学的事実なのです。事実に眼を閉じる事なく、真理を明らかにしよう!!
はじめに、赤血球を研究するために私は松元試薬(特許申請中)を創造して、生きている赤血球をTop, Middle, Bottomの3つの層に分けて採取して各々を培養する松元・萩谷(M・H法)(特許申請中)を開発し、37℃5%CO2インキュベーターで培養しつつ位相差顕微鏡で経時的に観察している。同時に赤血球の電子顕微鏡写真撮影にも成功した。
次に低張液と高張液を用いてT, M赤血球の Metamorphosisという現象を発見した。更に患者自身の Wbcや健康人の Wbcを T,
M, B赤血球に加えて、各種疾患の「赤血球と白血球の相互関係」を調べた。現在 T, M, B赤血球に薬剤を加えて培養し、薬の有効性の予測や副作用の早期発見等に努めている。
現在までの研究成果の一部を別記する。
私の研究成果
- 赤血球は単一細胞ではない。Matsumoto-Hagiya法(M-H法)で3種、日光照射で5種、関節液混合で6種に分類される。
- M-H法でのTop
layer Red cellは細菌と闘う。且つ菌の増殖を抑制する。Middle layer Red cellは闘いはないが増殖は抑制する。Bottom
layer Red cellは全く抗菌作用なし。このTLRCの作用は自然治癒力の1つと考えられる。
- 白血球が貪食作用は示さない。メチニコフの誤った観察に基ずくphagocytosis(貪食作用)は改めるべきである。細菌に対する生体の防禦方法は、先ずTLRCで菌を動かなくする。そこへ酵素が出て来て菌を溶かす。
- 赤血球をM-H法で処理し得られたTop
layer赤血球に低張液を加えて30秒放置した後に高張液を加えて等張として培養すると赤血球はmetamorphosisを起し奇妙な形の細胞となって独特の運動を示す。且つ細菌を攻撃する。この作用も自然治癒力の1つと考えられる。
- 白血球を培養すると
(1) バルーン型 (2)アメーバ型 (3)カーニバル型 (4)無変化型 (5)芋虫型の5種に大別されてアメーバ型が最小である。
- TL赤血球に菌を微量植えると、初期の少量の時は赤血球は何の動きも示さない。しかし培養後10〜15時間して、菌が或る量を超えて増加すると猛然と菌を攻撃する。このことから生体は従来云われた如く無菌では無く、或る量の菌が生体内を流れている。しかしTLRC、MLRCの力で菌の増殖は抑制されている。即ちhost-bacterial-balanceが保たれている状態が健康状態である(TLRC、MLRCの自然治癒力で保たれていると考える)。炎症は何らかの因子で、このバランスが壊れた時に発症します。即ち
- 免疫力が全身的に低下したとき、インフルエンザ、肝炎、過労、各種ストレスなど全身的因子。
- 出血、阻血、外力など局所的因子。
実例・化膿性骨髄炎、化膿性関節炎、化膿性筋炎、虫垂炎、脳腫瘍、肝腫瘍
- 生物質をTLRC、MLRCに加えて細菌と一緒に培養すると細菌の増殖は抑制される。一方BLRCに加えて同じ実験をすると菌の増殖は全く抑制されない。抗生剤はTLRC、MLRCに触媒、或いは酵素の如く作用してTLRC、MLRCの機能を高めると考える、抗生剤は自然治癒力を高める物質と考える。
MIC説は間違っている。(MIC=Minimum Inhibition Concentration
- 白血球をTLRC、MLRCに加えると抗菌作用が一段と強化される。host-bacterial-balanceはWC(白血球)が将校、RC(赤血球)が兵隊して働くことによって保たれていると考えられる。
白血球の赤血球に対する作用は?これから解明する研究を始めなければならない。
- MRSAは少しも怖くない。抗生剤を無茶苦茶使う医師が怖い。MRSAは人間が細菌と共存を計るために生体と菌が協同して作った細菌で生体にとって有意義である。MRSAが出来ない人は死んでしまう。培養白血球の点滴、超微量テトラサイクリン(ミノマイシン1日20r 桂教授方式)を併して手術を行い、術後創部を冷やすとMRSA感染症も治る。
- 抗生物質は決して安全ではない。精子減少症の原因の1つがこれではないかと思う。
- 造血は骨髄だけではなく、脂肪・筋肉でも作られている。(未だに実験で証明してはいないが、肝臓・腎臓等でも造血していると考えている。)しかし腹腔内脂肪組織では造血はされていない。成長期の男女、特に女性はスポーツをやり過ぎると脂肪・筋肉由来の造血が抑制されて貧血を起すと考えられる。
- 魚類の赤血球は、人類のと異なり、中心部が厚く、濃い陰影を呈する。人の血球にも魚の血球由来のF型赤血球が存在し関節リウマチ、ヘルペス、癌等ある種の疾患では非常に増加する。
- 米粒体と私が名付けた物質が血中に存在し、これが疾病の時に増加する。(疾病の発見に有効)肝炎の時は小グループを形成する例が極めて多い。癌では非常に多く存在する。
- 現在市販の抗凝固剤は有害である。新しい無害の抗凝固剤の開発が必要である。
- 疾病によってTLRC、MLRC、BLRCの状態・内容が異なる。逆にいえば、TLRC、MLRCを見ることによって早期診断が可能となる。ヘルペス、RA、癌の早期発見が極めて容易となる。
- 自然治癒力をTLRCは極めて重要な細胞である。一方抗癌剤を投与するとTLRCが急速に激しく損傷される。抗癌剤の手術直後の投与は有害である。TLRCに有害に作用する抗癌剤の投与は、充分に制限されるべきである。又抗癌剤投与後はM-H法を用いて適正な投与をすべきである。
- 電子顕微鏡で明らかな如く、TLRCには松元・中村突起という突起がある。この突起部より赤血球の液体をジェットの如く排出して、TLRCは移動すると考える。又同時にBar
Like Structureを噴出して細菌を攻撃し、菌を沈静化させると考える。TLRCの持つこの作用が自然治癒力の1つと考える。なおBLRCには全く突起が無く、運動性もない。
- RAや癌の患者さんのTLRCは甚だしい損傷を受けて変形している。TLRCがRAや癌と戦う事によってTLRC自身が障害を受けた証拠と考える。TLRCのこの様な働きは、生体が持っていると云われていたが、未だ証明されていなかった「自然治癒力」と考える。
21世紀は自然治癒力の開発と発展の時代になると思います。大切な研究の扉を開けた世界で最初の仕事と考えます。
- 松元法、M-H法の2つの方法で、患者さんの血球を培養すると血球中に早期にはF型赤血球、米粒体、β型白血球、オレンジcell、Blue細胞、変形赤血球が存在する事が世界で始めて証明された。
- 松元法、M-H法で血球を培養すると中期から末期にかけて、中間球・小動体・巨大白血球RCR
cell等が生ずることが世界で始めて証明された。
- 松元法、M-H法で血球を培養すると末期には、ENNYU-Circle、HAGIYA-Flower、各種のparticleが生ずることが世界で始めて証明された。
- Stage T、UのRheumatoid arthritis(RA)の患者さんに培養白血球を4週に1回、6〜12回点滴(静脈内)注入すると前例が治癒する18年間の治療成績を報告した。
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